主人公・大泉洋!?で話題の小説「騙し絵の牙」の感想と映画のキャストやロケ地紹介

エンタメ

「罪の声」の著者・塩田武士による、主人公を「大泉洋」で完全あてがきした前代未聞の小説「騙し絵の牙」の感想・紹介をします!2020年6月19日(金)公開予定で、実際に大泉洋さんが主演を務めた映画「騙し絵の牙」のキャストやロケ地についても調べてみました!

画像はKADOKAWA公式サイトより

小説「騙し絵の牙」を読んだ感想

著者:塩田武士
モデル:大泉 洋

2018年本屋大賞ノミネート作品

過去作の社会派ミステリー「罪の声」が第七回山田風太郎賞を受賞、「本屋大賞2017」第三位に輝いた塩田武士さん著作の小説。


この本の表紙は騙し絵をモチーフに大泉洋さんが飾られてます。そう、この本の主人公・速水は大泉洋さんをイメージさせるものとなっています。今度公開される映画の主人公も大泉洋さんが演じられます。

物語は編集者の苦悩を描いたお話。正直とっつきにくく思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが主人公が大泉洋さんをイメージさせるものなので、とても想像しやすい。言葉の端々に出てくる大泉洋さんのイメージと、物語の途中で差し込まれる写真。しかし、ここにいる大泉洋さんは水曜どうでしょうの面白い大泉洋さんとは少し離れています(笑)

スマートフォン普及での本離れが起こっている現代の出版業界で仕事をする編集者の苦悩と、それに伴う大人の駆け引きの数々。出版業界の事情が伺えます。

この物語の主人公・速水は仕事ができる大人。ですが仕事ができるが故に、家族とはぎこちない空気。人脈もあり派閥争いもするりとかわす、とてもスマートな大人です。速水の人懐っこさは大泉洋さんのイメージにぴったり。そんなスマートな速水にいくつもの壁が立ちはだかります。速水はどう決断し、どう壁と向き合っていくのか。出版業界だけでなく様々な職種の方にも、この速水の仕事への向かい方は必要なのではないかと感じました。

この物語の結末をどんでん返しととるか、速水らしいと受け取るか、読む人次第なので読んだ方とぜひ感想を分かち合いたいと思える素敵な本でした。私は後者と受け取りました。そして映画ではどのような雰囲気になっているのでしょうか。結末をどのように受け取れるのか、映画が今から楽しみですね。


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映画「騙し絵の牙」

2020年6月19日(金)公開予定

映画「騙し絵の牙」キャッチコピー

騙し合いバトル、開幕!ウソを見“破り”、ウラを暴け。

映画『騙し絵の牙』予告 6月19日(金)全国公開

映画「騙し絵の牙」INTRODUCTION

「罪の声」の著者・塩田武士の話題作!
主人公を「大泉洋」で完全あてがきした前代未聞のベストセラー小説が
主演:大泉洋 × 監督:吉田大八
国民的俳優×日本アカデミー賞監督の最強タッグで映画化!
発行部数50万部突破を誇り映画化もニュースとなったミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士、待望の話題作で、あの「大泉洋」を主人公にあてがき(その役をあらかじめ決めた俳優を想定して書き下ろすこと)して表紙モデルにも起用、2018年本屋大賞にランクインされ、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(KADOKAWA刊)。その前代未聞の小説が、もちろん大泉洋を主演に据え、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督により映画化が決定!国民的俳優と日本アカデミー賞監督との最強タッグで、邦画界最高峰のエンターテインメント作品が誕生する。 大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!? 軽妙でコミカルな会話劇!組織とのスリリングな攻防!斜陽の出版業界を舞台に繰り広げられる、仁義なき騙し合い合戦!速水が仕掛ける“大逆転劇“の幕が上がる!

映画公式サイトより引用

映画「騙し絵の牙」キャスト・スタッフ

キャスト

速水輝:大泉 洋

高野恵:松岡茉優
東松:佐藤浩市

矢代聖:宮沢氷魚
城島咲:池田エライザ
伊庭惟高:中村倫也
宮藤和生:佐野史郎
江波百合子:木村佳乃
三村洋一:和田聰宏
柴崎真一:坪倉由幸
郡司一:斎藤工
高野民生:塚本晋也
謎の男:リリー・フランキー
久谷ありさ:小林聡美
二階堂大作:國村隼

スタッフ

監督:吉田大八

原作の主人公の名前は速水輝也です。公式サイトのコメントページでは「速水輝 役 大泉洋」になってますが誤植でしょうか?

映画「騙し絵の牙」のロケ地

ロケ地としてはエキストラ募集のツイートから埼玉県行田市内で撮影が行われていたようでした。

出版業界の内部の話ということもあり、予告映像はほとんど屋内の映像ばかりでしたね。あまり目撃情報が無いのはそのためでしょうか?映画の公開がとても待ち遠しいですね!



騙し絵の牙

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